不妊治療,心の弾力性

妊娠で頭がいっぱいになったら頭の柔軟性と心の弾力性を保つ。

冗談に笑えますか?
ムダ話を楽しめますか?

 

私はよく、患者さんの頭がどれだけ固くなっているか、さりげなく確かめることがあります。

 

たとえば、軽く冗談を言ってみたりします。

 

それに対して反応できるかどうかというのは、頭の柔軟性をみる判断材料になります。

 

私の冗談がおもしろくないのかもしれませんし,初対面で緊張しているのかもしれません。

 

でも、明らかにジョークを言っているのに、顔の表情の硬い人.....心配のサインです。

 

まるで、妊娠に関するアドバイス以外は「ムダ話」に思えてしまっているようにも見えます。

 

何がその人の心を硬くしてしまっているのでしょうか。

 

私にフォローアップを求めてやってくる人たちと話していて、あるいは送られてくるメールを読んで心の弾力性がなくなってしまったと感じられる人は、サイト当にたくさんいます。

 

では、不妊治療を続けながら、どうやって頭の柔軟性と心の弾力性を保てばいいのでしょうか。

 

 

※スーパーマーケットに行くような気楽な気持ちで。

 

私は,自分の状態に「気づく」ことが大切だと思います。

 

最近、テレビのバラエティー番組を見て笑えますか?

 

不妊仲間以外の友人と、楽しいおしゃべりをしていますか?

 

ご主人と、赤ちゃんのことを忘れて素敵なセックスをしていますか?

 

自分の日常をふり返ってみて「そういえば……」と思い当たるようなことはないでしょうか。

 

私のクリニックへ来た方で、毎回スーパーマーケットのベジママ 口コミの袋を持ってきた方がいました。

 

ときには袋から大根がのぞいていたりします。

 

彼女にとっては、スーパで買い物をすることと、私のクリニックに来るということが、同じ生活の一部であるように感じました。

 

何も特別なことはない、気負いもない自然体でした。

 

その姿が、逆に印象的でさえありました。

 

ほどなく、彼女は妊娠したのです。

 

私には彼女の妊娠が、本当にただの妊娠に思えたのです。