健康と食事のQ&A

「健康人間」になるためのQ&A。

Q まだそれほどの年でもないのに、このところサッパリ元気が出ません。

 

精力がつくといわれているステーキやモツなども、できるだけ食べるようにしているのですが、体重ばかり増えて,あちらの元気の方はどうもいけません……。

 

(会社役員・四三歳)。

 

A一般的に、肉をたくさん食べればスタミナがつくと思われている方が多いのですが、これは実は大変な誤解なのです。

 

コレステロールを含む動物性脂肪を避けることこそ、血栓の防止に最も効果をあげる食事療法なのですから、レバーや卵ばかり食べていたのでは、スタミナをつけるどころか、新陳代謝障害によって体重がどんどん増え、動きが鈍くなるのも当然です。

 

動脈硬化、心臓発作への近道をつくることさえありうるのです。

 

ステーキやレバーを決して興奮剤のように考えてはいけませんが、一時的にスタミナがつくような"感じ"になることはあるでしょう。

 

しかし、その感じを、自身の体力になったなどと思ったら大間違いです。

 

欧米先進国でも高カロリー、高蛋白食への反省がみられるようになってきたことの背景には、肉食が心臓発作や脳いっ血などの成人病の原因になっていたことに気づいたからという事実があったのです。

 

ともあれ、太り過ぎにならないような食生活、美食をしても太らないような健康食品を補うということが大切です。

 

なぜなら、酸性化している血液を本来の血液に戻し、抵抗力、自然治癒力!
を高めることができるからです。

 

※Q最近、アメリカなどで日本食がブームになっているという話をよく聞きますが、なぜ今、A 日本食が脚光を浴びることになったのでしょうか。

 

私の主人などは「日本食のように低カロリーなもので、スタミナの方はだいじょうぶなのかな?」と不思議に思っているようなのですが……。

 

(栄養士・三三歳)。

 

A.文明病ということばがあります。

 

文明開化がすなわち自然を破壊することだとすると、自然な生活環境の汚染によって吸う空気,飲む水、食べる農作物の悪化につながってきます。

 

これと反対に、世界の超長寿地区で知られるエクアドルのビルカバンバやフンザなどでの食生活は、きわめて粗食で、しかも自然なものです。

 

もちろん食品添加物も入っていなければ、水に塩素が混入されている心配もありません。

 

ではなく、その人の消化吸収しやすい栄養素(熱量素と保全素)を持った食べものが大切だといつまり、健康とかスタミナといったものは、いわゆるカロリーの多いものが必須要件ということになるのです。

 

栄養素は熱量素と保全素を含みますが、その保全素が人体にとっては重要なのです。

 

カロリーのもとになる熱量素は、食べものに不自由することのない現代では不足する人はほとんどいません。

 

むしろ、多過ぎるくらいなのです。

 

ところが現代の食生活では精白されたり、食品添加物の入ったものが多いために、ミネラル、酵素、アミノ酸、ビタミンなどの保全素といわれるものが不足しているというわけなのです。

 

体力の疲れ、消耗,病気の原因が、この保全素不足からきていることを気づかないためにきおい食事が高カロリー、高蛋白食に偏ってしまっているのです。

 

そこで、不足した保全素を補ってやるのが、自然食品,健康食品の役目ということになるでしょう。

 

欧米で日本食がブームになってきたのには、多くの成人病,肥満症などが、日本食に切り換えることによって好結果が出たからに他なりません。

 

ご質問のように、日本食は低カロリーだからスタミナがつかないというのは、まったく根拠のないことでしょう。

 

むしろ、日本食はスタミナ食でもあるのです。

 

なぜならスタミナというものは健康の中にこそ存在するものであり、からだ全体の健康なしにスタミナはあり得ないからです。

 

洋食は>ステロールに富み、酸性腐敗便を発生させますが、日本食はレシチンに富んでいるので,新陳代謝をさかんにし、発病を防止するという大きな差があるのです。